比叡岳と矢筈岳
高校生の地学学習のフィールドの確認に行きました。
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大崩山のリングダイクを綱の瀬川が貫入しています。
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花崗斑岩の岩体で、岩肌も白っぽいです。
宮崎県北部の方は見慣れた山肌ですが、県央・県南に住む方にとっては、異国の地を思わせるかもしれません。
写真の右側が比叡山、左側が矢筈岳です。
いずれも約1500万年前の西日本で活発化した火山活動によるものです。
現在の大崩山の噴出活動に伴い、地下でリング状の陥没が起こりました。
そこに貫入したマグマが地下で冷え固まったものです。
地下でゆっくりと冷え固まったため、花崗斑岩という、鉱物の斑晶(結晶)が特徴的な岩になりました。特に長石の斑晶が光を反射して目につきます。
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