黒北・清武川

清武川で石が拾える場所の紹介です。

清武市街の北西3kmほどの黒北地区の河原です。キャンプ場にもなっているので、子どもでも入りやすいです。ただし、河川の流れは速いので目は離さないように注意してください。

砂岩及び、入戸火砕流の堆積物の凝灰岩、玄武質の火山岩、そして貝の化石が拾えます。工事用に持ち込まれた石灰岩や、花こう岩が拾える場合もあります。

入戸火砕流堆積物の凝灰岩は、この地域では「清武石」とも呼ばれていて、加工がしやすいことから、石垣などに使われていたようです。

また、貝の化石は、貝殻の破片が石灰成分で固まったもののようで、今の地形では青島のような海流によって貝殻などが集められる場所が、この地点よりも上流にあったことがわかります。

<地質図>

<場所>