赤池渓谷

調査日:2018年6月27日

姶良カルデラから噴出した入戸火砕流堆積物(約2.8万年前)の溶結凝灰岩でできている。

溶結凝灰岩中にはレンズ構造が確認できる。転石等がなく、割って確認できなかった。

周囲は柱状節理の構造が見られる。

また、渓谷全体は5〜10mほどの溶結凝灰岩による崖で取り囲まれている。周りの地形からも福島川が入戸火砕流堆積物によってできた大地を侵食して行ったことが伺える。

滝の上流には幅が数十センチ、長さが1m程の甌穴が多数確認できる。

<地質図>

<地図>

参考:宮崎県の地質フィールドガイド 宮崎地質研究会 編(コロナ社)